機械その7 情報(Information Technology)
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このページでは、情報の公式や重要単語とその解説について掲載しています。
また、その公式がどの過去問に使われているかについても記載しています。
情報のポイント
情報の分野では、〇進数⇒△進数に変換する問題と、論理回路の計算問題が中心に出題されます。
比較的難しい問題が多いです。過去問を中心に勉強し問題に慣れましょう。
目次
16進⇒10進
公式
$$\Large{(C3)_{16}=16^1×12+16^0×3=(195)_{10}}$$
XOR
- 入力信号が互いに異なるときに1になる。
ド・モルガンの定理
公式
$$\Large{\overline{A・B} =\overline{A}+\overline{B}}$$
公式
$$\Large{\overline{A+B} =\overline{A}・\overline{B}}$$
補元則
公式
$$\Large{A・\overline{A}=0}$$
公式
$$\Large{A+\overline{A}=1}$$
べき等則
公式
$$\Large{A・A=A}$$
公式
$$\Large{A+A=A}$$
電気通信
- 電気通信において、信号に変換された情報を伝える媒体を伝送路と呼ぶ。
- 伝送路などから混入し、送りたい信号を変化させてしまうことがある不要な成分を雑音(ノイズ)という。
- 身近な通信手段の一つとして電話がある。地域間をまたがる電話網において多数の通話を効率的に中継するために、1 本の伝送路を用いて同時に多数の通話を伝送する技術を多重化という。
- 無線通信では、送りたい情報を信号波と呼ばれる電気信号に変換した後、送信機によって、周波数のより高い搬送波と呼ばれる信号と合成し、変調波を作る。
- 変調波を作り出したり、受信機において変調波から信号波を取り出す方式はいくつかある。
- アナログ信号をディジタル信号に変換する A-D 変換においては、アナログ信号の最高周波数に対して、その 2 倍以上の周波数で標本化を行えば、標本化された信号から元のアナログ信号を再現できる。これを標本化定理という。
- 画像や音声、ビデオなどの情報をそのまま記録・伝送しようとすると、データのサイズが大きくなるために、データの圧縮が行われる。静止画像の代表的な圧縮方法として JPEG という国際標準規格がある。
メカトロニクス
- メカトロニクスは機械技術、 電子技術、情報技術を統合した技術である。これにより、メカニズム(機構)によってつくられた従来の機械に、マイクロコンピュータなどの 電子部品を組み込んで、高性能で多機能な機械装置が実現できる。
- メカトロニクス製品の構成要素には、 センサ 、アクチュエータ、コンピュータ及びインタフェースがある。
- センサは、機械の圧力、力、速度、加速度、温度などの物理量を計測する。
- アクチュエータは、電気、油圧、空気圧などのエネルギーを機械的な動きに変換する。
- コンピュータは、センサで計測した情報を処理してアクチュエータへの指令を生成する制御装置としての役割を果たす。
- インタフェースは、センサやアクチュエータの扱う電気信号とコンピュータが処理できるディジタル信号との変換を担当する。