試験直前!電験三種の試験前日にするべきことは?
電験三種の試験日まで、今日を含め残り4日となりました。
前回、以下の記事を上げてから想像以上に反響がありましたので
今回はその第2弾ということで、試験前日にするべきことについてご紹介します。
試験前日で何ができるの?と思われる方もいると思いますが、実は試験前日の過ごし方が、試験の点数ひいては合否に大きく左右します。
なぜそうなるのか、私自身の経験を踏まえて説明していきたいと思います。
試験前日にするべきこと
試験前日にするべきことを見ていきましょう。
ポイントは全部で3つあります。
問題集を一通り見直す
試験前日は、自分が解いた問題集を一通り見直しましょう。
忘れた記憶を呼び起こさせることを目的に行います。
前回ご紹介したエビングハウスの忘却曲線の通り、人間の記憶は1週間後には勉強した内容の7割以上を忘れてしまいます。
自分の思っている以上に忘れています。
(特に始めに勉強した内容は忘れがちです((+_+)))
そのため、試験前日に一通り復習して、今まで学習してきた内容を思い出す必要があります。
エビングハウスの忘却曲線で言うところの「覚えてる割合」を100%にします。
そして、試験当日の朝にもう一度内容を確認することで確固たる記憶となり、試験に臨むことができます。
過去問は書いて解き直す必要はありません。斜め読みをして問題文と解答を読むだけでOKです。
そこで詰まるような問題があれば、苦手な問題であることがわかるので、もう一度、その問題と解答を熟読しましょう。
また、苦手な問題や少し不安な問題には付箋等で印をつけておくと、翌日復習する際に重点的に見直すことができるのでおすすめです。
上記は、私が実施した勉強方法です。
この方法で、2021年の法規科目では80点以上を取ることができました。
睡眠時間はいつも通りで。また、早寝早起きをしよう。
試験前は多めに睡眠時間を取ろうと考えている方もいると思いますが、いつも通りの睡眠時間取ることをおすすめします。
皆さんの中にもたくさん寝たのにかえって眠くなったり、怠さが残ったりすることがあるのではないでしょうか?
これは、心身をリラックスさせる働きのある副交感神経が優位な状態が長く続き、起きた後もそれが継続してしまうからです。
【参考】
「寝過ぎてだるい」は自律神経の乱れ 寝過ぎの弊害と原因は?|Good Sleep Labo – ぐっすりラボ|ショップジャパン (shopjapan.co.jp)
電験は1科目90分(法規は65分)と長丁場です。特に4科目受験される方は丸一日試験を行うことになるので、体調は万全の状態で臨みたいところです。
そのためにも、いつも通り若しくは自分が最もすっきり目覚めることのできる時間、睡眠を取るようを取るようにしましょう。
また、1つ目のポイントで説明した通り、復習時間を確保するために試験当日は早起きをしましょう。
朝起きる時間を決めて、そこに合わせるように前日の就寝時間を決めると良いでしょう。
私は試験当日、4時30分に起きました!
翌日の準備をしておこう!
当日の朝はなるべく復習の時間に充てたいので、それ以外の準備は済ませておきましょう。
試験前夜は、下記項目について確認しておきましょう。
- 必要な持ち物は全て持ったか
・受験票
・筆記用具
・電卓
・時計(秒単位まで正確にわかるデジタル時計をおすすめします。)
・昼食
・上着(会場内がエアコンで寒いことがあります。)
・復習用の資料 - 試験会場までのルートは把握する。
・何分ぐらいで到着するかシミュレートする。 - その他
試験はなるべく平常心で臨みたいところです。
余計な心配は残さないように、前日の内に、当日の準備を完璧に済ませておきましょう。
試験前日にするべきことまとめ
- 問題集を一通り見直す。
- 睡眠時間はいつも通りで。また、早寝早起きをしよう。
- 翌日の準備をしておこう!
試験の前日は緊張からいつもの時間に眠れないことがあります。
その対策として、試験2日前はいつもより早起きを心掛ける良いでしょう。
辛い期間も残りわずかです。後悔しないように残りの期間全力で電験三種に取り組みましょう!